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INTERVIEW FOR SHOP
出店者様インタビュー
# 02
  • 株式会社ステディワークス

    代表取締役田中 徹

「10年後の街をつくる」

ビジョンに共感し出店を決意

株式会社ステディワークス 
代表取締役 田中 徹(たなか とおる)様

「CRAFTROCK BREWPUB&LIVE(コレド室町テラス)」、CRAFT BEER MARKET(コレド室町3)」をはじめ、クラフトビールを均一価格で提供する店を国内16店舗展開している、株式会社ステディワークス様。代表の田中徹様に、コレドへの出店までの経緯をうかがいました。

01
クラフトビールの美味しさと楽しさを伝えたい!
はじめに、お店のコンセプトを教えてください。

「クラフトビールの美味しさと楽しさを、より多くの人に伝える」というのが、創業時から変わらないビジョンです。クラフトビールをもっと気軽に楽しく飲んでいただきたくて、約30種類のビールを均一価格で提供するというところにこだわっています。料理のコンセプトも「ビールに合う料理」として、出店する街の雰囲気に合わせて店ごとに変えています。たとえばコレド室町3の「CRAFT BEER MARKET」は和のイメージで、日本全国の郷土料理が楽しめるお店に。コレド室町テラスの「CRAFTROCK BREWPUB&LIVE」はアメリカ料理です。

02
「10年後の街をつくる」三井不動産のビジョンに共感
三井不動産との出会いを教えていただけますか?

2012年2月に2店舗目を神保町にオープンしてすぐの頃でした。担当者の方がお店に飲みに来てくださり「代表の方とお話ししたい」とご相談がありました。まだ創業して2年目で、商業施設に出店するというイメージは持っていない時期でしたし、オフィスも構えていない小さな会社だったので「なぜ私たちに?」というのが正直な印象でした。

それから2014年にオープンするまでに2年ほどありますが、どのようなやり取りがあったのですか?

印象に残っているのが、三井不動産さんのビジョンを丁寧に説明してくれたところです。「出店しませんか?」といった単純な話ではなく、当時はコレド室町1だけがあった日本橋エリアに関して「これから10年かけて商業施設を増やしていく、街を変えていく」という大きなビジョンを熱心に語ってくれました。それを聞いて、一緒に街を作っていきたいという気持ちが芽生えました。
出店計画についても、まだ建物が無い状態からスタートしたので、私たちのお店に一番合ったサイズ感だったり、1階でテラスがあったらいいなという話だったり、ゼロから創り上げていく過程を一緒に話し合っていきました。

03
不安だった資金調達、親身な相談で出店を決意
出店の際に、不安なことはありましたか?

一番の不安は、正直なところ資金面でした。商業施設への出店はお金がかかるという話を聞いていたこともあり、開店資金を調達することが課題でした。銀行からの融資ではやや不足する可能性があったのですが、包み隠さず三井不動産さんに相談したところ、金融機関を紹介してくださったり、資金計画のアドバイスをくださったり、親身に相談に乗ってくださいました。

04
細やかな提案で出店後のイメージ共有が可能に
建設前の状態で出店を決めることでイメージに相違はありませんでしたか?

どのような雰囲気のビルになるのかわからない状態で、最初は少し不安がありました。担当者の方が3Dパースを見せてくれたり、他の施設の外観や装飾をもとにイメージを見せてくれたり。隣に入る店舗の情報や雰囲気、施設全体のコンセプトなど、進捗があるたびにかなり細かく教えてくださったので、出店後の雰囲気がイメージできるようになりました。

05
「醸造所併設の店舗を」夢を実現させた室町テラス店
コレド室町テラス店の一番の魅力は?

コレド室町テラスの店舗では、店内でビールを醸造しています。できたての美味しいビールを飲んでいただきたくて、醸造所併設の店というのはいつか絶対にやりたかったんです。コレド室町2の店舗がオープンした後ぐらいから、担当者の方ともずっと話していて。
ビールを醸造するには蒸気を発生させるためにボイラーが必要なのですが、ボイラーを店内に設置するとなると、コストもかかるしリスクも大きいため、そこがハードルになっていました。それが、この室町テラスであれば、地下にある施設のボイラーから蒸気を引っ張ってきてビールの醸造に使えるかもしれない、となりました。

担当者の方が田中様の要望を事前にしっかりヒアリングしていたからこそ、施設のボイラーが使えるという発想が生まれたんですね。

そう思います。ゼロから路面店で醸造所を併設するとなると、店舗の広さやボイラー設置のコスト、危機管理などさまざまなハードルがあったと思います。偶然が重なって、コレド室町テラスだからこそ夢が実現できたと思います。

06
予想以上の集客にうれしい悲鳴
商業施設への出店で、どのようなメリットがありましたか?

オープン後は圧倒的な集客力に驚きました。これまでの路面店とはぜんぜん違い、オープン当日は本当に行列が途切れなくて。想定外の忙しさでした。その経験を活かして、その後は商業施設でのオープニングは特に準備をしっかりするようになりました。
それから、お客様の層も広がりました。買い物帰りの高齢者の方がふらっと一人で立ち寄ってくださったり、土日は小さなお子さんを連れたファミリーだったり。

07
開店後も細やかなフォロー体制
出店後はどのようなフォローがありましたか?

オープン直後も担当者の方がこまめに顔を出して声をかけてくれました。今も施設運営の担当の方が丁寧にフォローしてくださり、ちょっとした困りごともすぐに対応してくれます。
コロナ対策に必要なアクリル板などの備品も、お店の雰囲気に合うようなデザインのものを見つけてきてくださって。自分たちではなかなか探せないので、そういった気遣いも本当に助かっています。
その施設運営の方々と店長が定期的にミーティングをしているのですが、イベント企画の提案やアドバイスなどもいただき、一緒に施設を盛り上げていこうという姿勢をいつも感じています。

08
出店を通して飲食業界での人脈が広がった
集客や客層が広がったこと以外に、三井の商業施設に出店して変わったことはありますか?

オープンが近づいてきたタイミングで、同じ施設に出店する経営者さんを集めて、営業担当の方が食事会を開催してくれたんです。僕が目指す先のステージにいらっしゃる経営者の方々や、雑誌で見たような方々もたくさんいて。ものすごく勉強になっています。
それから、メディア向けや三井不動産グループの方々向けのレセプションがあって、これまで出会うことのなかった方々にも出会ったり、マスコミの皆さんがたくさん来たり。大型の商業施設に出店すると、やはり注目度が大きいなと感じました。これは、路面店では経験できないことですね。

09
ビジネスを超えた人と人とのつながりが、ここにある
三井の担当者の印象はいかがですか?

出店までたどりついたのは、担当者の方の人柄が大きいです。すごく背中を押してもらえました。初めて会って話したときから「この人と一緒にやりたいな」という気持ちが芽生えていたのかもしれません。
三井の担当者さんは、出店前から出店後もずっと、きめ細かい対応をしてくれていると感じます。同じ目線でものごとを考えてくれますし、困ったことがあればすぐに親身に話を聞いてくれます。いつも先に三井不動産さんのほうから気がついて声をかけてくれることが多いので、僕から相談する必要が無いぐらいです。
僕たちが開催している音楽イベントにも家族や友人連れでよく来ていただいています。仕事での関係を超えて、本当に楽しんでもらえているのがすごくうれしかったです。

10
出店を検討されている皆さんへ

三井不動産さんは、単に出店を提案するというよりも「街全体を盛り上げていきたい」「そのためにこの開発がどのような意味を持つのか」そういったビジョンをしっかり重点的に話してくれます。
初めての出店は不安もありましたが、親身なサポートでスムーズに出店が実現し、念願の醸造所併設のお店も実現しました。ほかの出店者さんたちとの関係も、ライバルという感じはなく、みんなで一緒に施設をつくっていこうという一体感があります。
きめ細やかで手厚いフォローのおかげで、安心して店舗運営ができています。本当にお世話になっているので、今回の取材も喜んで受けさせてもらいました。
商業施設への出店が、皆さんの事業発展の大きな一歩になることを応援しています。

CRAFTROCK BREWPUB&LIVE
東京都中央区日本橋室町三丁目2番1号
コレド室町テラス 1階
営業時間
平日
LUNCH TIME 11:00 - 15:00 (L.O. 14:00)
DINNER TIME 17:00 - 23:00 (Food L.O. 22:00 / Drink L.O. 22:30)
休日
11:00 - 23:00 (Food L.O. 22:00 / Drink L.O. 22:30)
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