テレビ・雑誌・SNSでの情報収集は基本で、街を歩いて新しいお店を見つけたり、商談の延長でお客様と情報交換させていただいたり。わたしたち飲食リーシングチームは、皆とにかく飲食が大好きなので、常に飲食業界の最新情報を追うように心がけています。

全国どこへでも足を運びます。実際に店舗を見て、お料理をいただいて、働かれている店員さんや店舗全体の雰囲気を感じて。昼と夜の客層の違い、厨房の様子、お料理やお皿の温度など、インターネットの情報だけではわからないことがたくさんあります。
自分が担当している商業施設やお店を休日に見に行くことも多いですね。どのような客層が商業施設へ訪れているのかはデータからわかりますが、例えばファミリーといってもベビーカーの赤ちゃん連れなのか、小学生なのか。その方達がどのように商業施設で過ごし何を食べにきているのか。データには反映されにくい、そういったところまで目を配っています。

私たち営業部のほか、運営側の担当者や、現場側のオペレーションセンターなど、さまざまな関係部署と連携しながら、出店後の運営状況や売上推移を把握し、定期的にコミュニケーションを取りながら協力してサポートをしています。
運営状況や売上の数字を分析して、良いところは伸ばしていただき、改善すべき点は要因から探り改善策を一緒に考えていきます。出店者様にとっては出店してからがスタートです。出店までのサポートは当然ですが、運営側の担当者と連携しながら出店後のフォローや改善にもしっかり取り組んでいます。

前任から引き継いだお客様へ挨拶の訪問に伺おうとしたところ、はじめは訪問自体も断られてしまったのですが「ぜひ行きたいです！」とわりと強引に伺いました。せっかくなので食事をいただいたら、ものすごく美味しくて！これは絶対に売れると思いました。店員さんの元気な接客にも感動して、ぜひ三井不動産の商業施設に出店していただきたいと思い、業態があいそうな東京ミッドタウンの区画をご紹介しました。そのお客様はすでに六本木エリアに２店舗出店されていたため、はじめは近いエリアの優先度が低かったのですが、商業施設の特徴や区画の詳細を説明し、一緒になって収支を考え、経済条件のすり合わせを何度も行いました。そして実際に区画を見ていただき、良い商業施設と感じてもらえたことでそのまま話が進みました。結果的にご出店いただいた区画のエリアで1、2位を争うほどの売上坪効率を出す店舗に成長していただけました。

商業施設への出店はハードルが高いと思われるかもしれませんが、少しでもご興味があれば、ぜひお気軽にお問合せいただけるとうれしいです。ご出店に関わらず、末永くお付き合いが続くように、一つひとつ不安を解消しながらお客様の課題に一緒に向き合って、ご出店いただいた際には、私たちも一緒に成長していきたいなと思っています。
私たちがまだ出会えていない魅力的な飲食店さんに、ぜひ出会いたいです。